本校の人工心肺の実習では、シミュレーション実習を行っています。
人工心肺装置は、心臓の開胸手術のときに心臓と肺の代わりをする機械です。
学内実習では人工心肺装置の操作法を学びます。人工心肺装置の操作は患者さんの状態に合わせて調節をする必要があるのですが、学内実習では患者さんが目の前にいるわけではありません。ではどうするか…
こちらの装置(シミュレーター)が、患者さん替わりに血圧や血液量などを変えます。
それに合わせて学生は人工心肺装置を操作をします。
担当の本吉先生が、この装置を操作しながら様々な患者さんの状態を作ります。
学生は、装置が作った患者さんの状態の変化に合わせて人工心肺を操作します。
こんな場合はこうやって…
このように、これまでは実際の現場でしか学べなかったような手技をシミュレーターを通して学ぶことができます。
オープンキャンパスでは、3年生が実習で使っているのと同じ機械の操作を体験することができます。
医療ドラマを見て興味がわいた方。一度本物の機械を体験しに来ませんか?
お待ちしています。
臨床工学科 山内芳子