ペースメーカって知ってますか?
病気の心臓を正常に拍動させるための治療器です。
5 cm四方くらいの装置で通常は胸(鎖骨の下あたり)に埋め込んで使います。
臨床工学技士はペースメーカの点検や設定、患者さんにつけた後のフォローアップなどに深くかかわっています。循環器系の病院では大きな業務の一つになっています。
臨床実習でもペースメーカ業務を見学することが多くなりました。
そこで今回は、これから実習に向かう3年生に向けて、病院でこの業務を行っている臨床工学技士さんにペースメーカの仕組みや働き方、そしてこんな患者さんに使ったらこうなりますということを、プログラマという機械を使って教えていただきました。
プログラマはペースメーカの動作を点検したり、設定したりするための機械です。
頭ちょっと邪魔ですが…(^_^;)
左のスクリーンは説明用のスライド、右のスクリーンはプログラマの画面が映っています。
画面では、ペースメーカの働きで患者さんの心臓の働きがどう変わるかもわかります。
今回の授業を受けて、臨床実習の時に臨床工学技士がどういう業務をしているのかがよくわかったのではないでしょうか。
今回、特別講師として卒業生の田中君が参加してくれました。
最後に先輩からアドバイスをいただきました。
臨床工学科 山内芳子