【救急救命学科】陸上自衛隊でのインターンシップ実施！

地下鉄大通駅から徒歩３分！札幌市中央区にある吉田学園医療歯科専門学校には【歯科衛生士／歯科技工士／医療事務／視能訓練士／臨床工学技士／臨床検査技師／救急救命士】を目指せる7つの学科があり、医療の道を志す学生が日々学んでいます！

こんにちは！救急救命学科です🚑

先日、２年生が陸上自衛隊真駒内駐屯地でのインターンシップに参加しました⛺

この日は『第一線救護衛生員』として活躍されている方々が全道各地から集まり、年1回程度しか行われていない貴重な訓練の様子を見学させていただくことができました！

当日は次のようなスケジュールでご案内いただきました🕰️

10:00　訓練研修・訓練体験①

11:35　自衛隊活動

12:00　昼食（体験喫食）

13:00　装備品説明・体験訓練②

14:00　講話

15:00　記念撮影・終了

▼訓練体験では、CAT（Combat Aplication Tourniquet）と呼ばれる止血帯の使用方法を学びました。元は米軍の携行品として用いられていたものですが、現在はターニケットとも呼ばれ、医療機器として使用されています。講習では1分以内に確実に止血できるよう、注意すべきポイントをわかりやすく教わりました💡

▼次に、場所を移して衛生隊の訓練の様子を見学しました🏥訓練は班ごとに実施されており、第一線救護で活躍されている衛生員の方々が訓練されていました。第一線救護衛生員は「銃撃や爆発などで負傷した」といった特殊な状況下において救命行為を行うことのできる方々で、准看護師と救急救命士のWライセンスを取得されています。ここでは、現場を想定された手術室や、想定される症例での処置の訓練を間近で見学させていただきました👀

▼続いて別の棟へ移動し、自衛隊活動の様子を見学しました。こちらでは現場での医療処置の訓練が行われており、すぐ傍での見学と別室のモニターでも見学できるようになっていました。カメラで撮影された活動内容は訓練を受けていた隊員にもフィードバックできるようになっているそうです🤔

▼午前の見学や体験が終わると、続いて敷地内の食堂で昼食の「体験喫食」！この日のメニューは「温かいそば or うどん・キャベツの千切り・イカのメンチカツ・ご飯」でした🍜ご飯はおかわりもできるので、ボリューム満点でおいしく昼食をいただきました😋

▼午後からは外に移動し、装備品の説明を受けました🚑「救急車」を見せていただいたのですが、陸上自衛隊が所有している通称「アンビ」は普段目にする救急車とは異なります。自衛隊仕様の救急車は、悪路でも走行できる高機動車となっており車体もタイヤも非常に大きなものです。後部キャビンには2段ベッドの形式で担架が4床備わっており、着座できる状態だと8名が乗車できます。車内に実際に乗せていただき、救命機器についても詳しくご紹介いただきました。

▼次に、衛生隊の所有物が格納された倉庫をぐるっと一周見学させていただきました。ものすごい数の備品が誰が見てもどこに何があるかがわかるように、きれいに収納されていました✨災害などが起きた際に、すぐに出動できるよう管理されているようです。

▼倉庫を見た後は、応急担架の使い方を学びました。通常だとじっくりと組み立てから学ぶようですが、今回は氷点下で非常に風の冷たい日でしたので、短い時間でローテーションして訓練を体験させていただきました。普段は「いち、に、さんっ」の掛け声で行動していますが、自衛隊の場合は「上げ用意、あーげっ」「下げ用意、さーげっ」という掛け声だったのが新鮮でした😮